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第39回全国木材産業振興大会〜新たな飛躍のための

改革・創造・挑戦〜宣言決議


 

第39回全国木材産業振興大会

〜新たな飛躍のための改革・創造・挑戦〜

宣 言 決 議

 

今、地球温暖化が異常な速さで進んでいる。温暖化防止に向けた京都議定書におけるわが国の二酸化炭素削減目標値6%をクリアーするために、森林による吸収目標3.9%の達成に向け、森林の整備はじめ木材の利用推進にさらに一段と取り組まなければならない。

特に、再生産可能な資源である木材を持続的に利用することは、資源の少ないわが国が資源循環型社会を形成していく上できわめて重要である。

さらに、21世紀が環境の時代であることを認識し、昨年より今年、今年より来年と、絶えず安全と安心に配慮した品質、性能、産地等がわかりやすく表示された製品を、消費者に対し安定的に供給していくことこそが、木材産業の構造改革であり、創造性の発揮であり、限りない挑戦である。

われわれは今こそ、次の優先課題に対して、多様な連携の下に英知を結集して行動し、真の木材新時代の幕開けを目指していくこととする。

 

 

1.地球温暖化防止を図るため、環境税の創設に向けた国民運動を展開しよう

 

2.本格的景気回復に向けた中小企業対策を強力に要望しよう

 

3.新規需要の開拓等を図るため、木材・木質バイオマスの利用推進に努めよう

 

4.消費者視点に立った「JAS製品」の定着と産地表示制度の創設に努めよう

 

5WTO林産物関税を堅持し、違法伐採材の輸入を拒否しよう

 

以上、宣言決議する。

平成16年10月28日

 

第39回全国木材産業振興大会

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