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保存処理製材等の認定に伴う資格者養成研修会開催のご案内
(保存処理、屋外製品部材のAQ認証における資格者研修会兼用)


   

別添  PDFファイル受講申込書PDF
リッチテキストファイル

本会の業務運営につきましては、日頃から格段のご協力を賜り深謝いたします。
さて、ご案内のとおり、JAS制度は、平成11年7月22日に大幅に改正され、平成12年6月10日に施行されたところであります。

新JAS法では、(1)自ら格付検査して、JASマーク表示を附す工場(Aタイプ)(保存処理材製材等の認定にあっては、品質管理施設として自ら原子吸光光度計等の分析機器を所有)と(2)第三者検査機関に格付検査を委託することを条件に、合格製品にJASマーク表示を附す工場(Bタイプ)の2つに分かれており、それぞれ、登録認定機関(北海道を除き、製材関係は全木連)の認定を受ける必要がありますが、これらの認定の要件の1つとして、登録認定機関が実施する研修会において、品質管理担当者等の資格者を配置することが農林水産省の告示「製造業者の認定の技術的基準」によって義務づけられています。

このたび、この研修会を別紙研修会実施要領により、来る12月24日(水)〜25日(木)の2日間、東京都文京区「後楽園会館」において開催いたしますので、関係工場にお知らせいただきたくご案内申し上げます。

なお、この研修会は、保存処理材、屋外製品部材のAQ認証における資格要件の品質管理責任者等の資格者養成研修会を兼ねますので、申し添えます。

 


 

保存処理製材等の製造業者の認定に伴う資格者養成研修会実施要領

 

 1. 目 的:

この実施要領は、「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」(昭和25年法律第175号)。以下「法」という。第15条第1項の認定に係る工場の品質管理担当者(品質管理責任者を含む。)、品質検査担当者及び格付検査担当者(格付責任者を含む。)及び格付担当者に対して品質管理等の知識を習得させ、JAS認定工場の資質の向上を図ることによりJAS制度の運営の適正化を図り、もって、良質なJASマーク品の供給体制の確保に資することを目的とします。

 2. 開催期日:平成15年12月24日(水)〜25日(木)
 3. 開催時間:両日とも9:30〜17:00
 4. 開催場所:

後楽園会館 第3会議室
     東京都文京区後楽1−7−22 TEL03‐3815‐8171
会場案内図はこちら→
http://www.stay-ok.com/korakuen/access_fr.html

 5. 定  員:50名(申込締切期日がありますが、定員になり次第締め切らせていただきます。)

 6. 申し込み問合わせ:

別添PDFファイル受講申込書PDF(もしくはリッチテキストファイル)により、12月17日(水)までに受講料を添えてお申込下さい。(申込は郵送又はFAXで、受講料は送金で)

社団法人全国木材組合連合会 検査部まで
   東京都千代田区永田町2−4−3 永田町ビル6階
   TEL 03−3580−3215  FAX 03−3580−3226

(受講受付通知につきましては、申込書受理後、FAXで通知いたします。)

 7. 受講料 :1名につき 26,250円(テキスト・昼食費用含む)
 8. 振込先 :

東京三菱銀行 本店 普通口座 7654970
     社団法人全国木材組合連合会 あて

 9. 宿泊等 :お手数ですが、各自手配下さい。また、車でのご来場はご遠慮下さい。
10. 研修対象者(資格者の配置要件、必要人員):

【JAS認定工場の場合】

[1]自ら格付検査して、JASマーク表示を附す工場(Aタイプ)(保存処理材製材等の認定にあっては、品質管理施設として自ら原子吸光光度計等の分析機器を所有)を対象とし、
(1) 品質管理担当者(品質管理責任者を含む。)1名
(2) 品質検査担当者2名  
(3) 格付検査担当者(格付責任者を含む。)1名
   以上の計4名の資格者が必要です。(兼任不可)

[2]第三者検査機関に格付検査を委託することを条件に、合格製品にJASマーク表示を附す工場(Bタイプ)を対象とし、
(1)品質管理担当者(品質管理責任者を含む。)1名
(2)品質検査担当者2名
   以上の計3名の資格者が必要です。(兼任不可)

【AQ認証工場の場合】

保存処理材、屋外製品部材にAQマーク表示を附す工場を対象とし、
品質管理責任者又は格付担当者のいずれか1名が必要です。

 

11. 研修終了証の交付と資格者及び資格証の取り扱い:

[1]研修終了後、実施する試験に合格した者には、当会会長から品質管理責任者、品質検査担当者等の「資格終了証書」を授与します。

[2]既存の防腐・防蟻処理又は保存処理選別格付技士は、上記1)のそれぞれの有資格者として継続できることとなっています。

[3]【JAS認定工場の場合】
新たなJAS認定工場になる場合、Aタイプでは、4名以上の有資格者が必要です。例えば、現在既存の防腐・防蟻処理又は保存処理選別格付技士が2名在籍している場合は、この研修会において2名以上を補充していただくことになります。また、Bタイプでは、3名以上の有資格者が必要です。例えば、現在既存の防腐・防蟻処理又は保存処理選別格付技士が2名在籍している場合は、この研修会において1名以上を補充していただくことになります。

【AQ認証工場の場合】
AQ工場の場合は、1名以上の有資格者が必要です。(今までは、2名以上の防腐・防蟻処理又は保存処理選別格付技士の有資格者が必要でしたが、平成13年の4月より名称も品質管理責任者又は格付担当者に変更となり、その有資格者数もいずれかが1名以上となりました。)
例えば、現在既存の防腐・防蟻処理又は保存処理選別格付技士が1名以上在籍している場合は、この研修会を受講する必要がありません。

4)既JAS認定工場・既AQ認証工場にあっても退職等により規定された有資格者数に欠員を生じた場合は速やかに本研修会を受講し有資格者の補充をする必要があります。

5)この資格は、JAS保存処理製材等及びAQ保存処理材・屋外製品部材に限定しています。

 

12.研修科目:

当会が定める品質管理担当者等研修会規程(資格者要請等実施要領)
より次の科目を受講し、研修終了後試験を実施します。

1) 農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律、法律施行令、法律施行規則
2) 優良木質建材等認証の概要
3) 製材、押角及び耳付き材についての検査方法、表示制度等
4) 製材等製造業者の認定の技術的基準と認定工場制度
5) 品質管理
6) 製材等の日本農林規格
7) 木材の強度と乾燥
8) 木材保存処理
9) 学科試験

別添  PDFファイル受講申込書PDF
リッチテキストファイル

 

 

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