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2-1.2  木造軸組工法とはどのような工法ですか。

2-1.2  木造軸組工法とはどのような工法ですか。

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  木造軸組工法は日本で古くから行われている建築工法で、構造部材に木材を用
 い、主に柱と梁で構成される工法です。
  柱は地面に対し垂直に使われ、建物の重量を支えます。梁は水平に使われ、屋根
 や床などの重量を支えこれを柱へと伝えます。建物の重量や雪等の垂直荷重は、柱
 や梁などの軸組が耐力を分担します。そして、地震や風などの水平荷重は、壁内部
 に斜めの材(筋かい)を入れ、壁を面にすることによって耐力を分担させます。


  伝統的な技術では、柱や梁にほぞとほぞ穴等の切り込みを入れ、組み合わせるこ
 とにより、釘などを一切使わないで造ることができます。しかし、最近では、釘や
 金具等を用いた工法の簡略化や、建物の強度性能を高めることが一般的となってい
 ます。
  この工法では非常に多くの種類の部材が使われ、それぞれ独特の名称が付けら
 れています。

   
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