このページを  保存  お気に入りへ  印刷

平成19年度木質バイオマス利活用地域モデル実践事業の募集


 

(社)全国木材組合連合会では、平成19年度林野庁補助事業「木質バイオマス利活用推進対策事業」に係わる地域モデル実践事業の募集を行います。

 〇 募集期間は、平成19年6月20日(水)から7月20日(金)までです。

1.事業の目的
 木質バイオマスの利活用は、持続可能な社会の実現、地球温暖化の防止に資する重要な課題です。しかし、林地残材については利用がなかなか進まない状況にあります。この事業は木質バイオマスの一層の利活用を図るため、全国数カ所で木質バイオマスの総合利用に関するモデル事業を実施し、林地残材などの未利用木質バイオマスを利活用するシステムを全国に普及することが目的です。

2.事業の概要
 本事業は公募により選定された団体が行う木質バイオマス資源の総合利用モデルを構築する取り組み(既に実稼働している施設を活用した林地残材の利用促進のための実証試験等)を支援し、木質バイオマス資源を総合利用するモデルの確立を行うものです。
 林地残材等の未利用木質バイオマスの利用に当たっては、川上から川下までの一貫した林業コストの縮減を図るシステム等とも連携した新たなビジネスモデルの構築が重要です。このため、木質バイオマスの効率的な収集、運搬、林地残材等による新木質材料の製造、熱エネルギー利用、バイオマス発電等に総合的に取り組む事業を支援します。

○平成19年度木質バイオマス利活用推進対策事業(木質バイオマス利活用地域モデル実践事業)の概要【PDF】

3.応募要件

(1)応募対象となる事業等の要件
 林地残材等の未利用木質バイオマスの利活用を促進するための実証事業を対象とします。

(2)応募者の要件

@地域における木質バイオマス資源の総合利用モデルの構築に取り組む団体、民間事業者等で、かつ、事業費の1/2以上を自己負担できること。

A発電施設、熱利用施設、ペレット製造施設、マテリアル利用施設等の既存の木質バイオマス利用施設を活用できること。

B林地残材等の資源供給、運搬や木材産業との共同又は連携体制がとれること。

C単に通常の企業活動に係る経費の一部を本事業で補填するだけと判断されるものは対象となりません。

4.助成対象経費の範囲
 事業の実施に直接必要な経費のうち、賃金、技術者給、器具機材等の使用料及び賃借料、原材料費、役務費、消耗品費、旅費等です。
(原材料や消耗品以外の物品・備品に係る経費は対象外)

5.助成金の額、助成率
 事業1件当たりの経費は、原則3,500万円以内とし、その1/2以内を助成します。

6.事業実施期間
 単年度事業を原則としますが、複数年の事業実施を希望する場合は、年度末の事業評価等の結果により必要に応じて複数年実施することもあります。

7.選定審査
 本会が設置する木質バイオマス利活用推進対策事業実証実施団体選定委員会の審査を経て選定します。

8.応募に必要な書類

募集要領及び申請書様式はホームページ(http://www.zenmoku.jp/)に掲載しています。

○ 平成19年度木質バイオマス利活用地域モデル実践事業募集要領 【PDF】 【WORD

○ 木質バイオマス利活用地域モデル実践事業応募申請書(様式1) 【PDF】 【WORD

○ 木質バイオマス利活用地域モデル実践事業実施計画書(様式2) 【PDF】 【WORD


9.募集期間
応募の受付は平成19年6月20日(水)から7月20日(金)までです。

10.応募申請書の提出先及び問い合わせ先
応募申請書等の提出先及び事業内容や募集要領についてのお問い合わせは、下記にお願いします。

社団法人 全国木材組合連合会
木質バイオマス利活用地域モデル実践事業事務局(担当者:久田、細貝、小柳)
〒100-0014 東京都千代田区永田町2-4-3 永田町ビル6階
TEL:03−3580−3215
E-mail:info@zenmoku.jp
FAX:03−3580−3226
URL:http://www.zenmoku.jp/


全木連webトップへ