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「長期にわたり使用可能な質の高い住宅を整備・普及させていくための方策について」
 〜 社会資本整備審議会(住宅宅地分科会)答申 〜


 

 国土交通省は、平成20年2月22日、社会資本整備審議会(会長:張富士夫トヨタ自動車(株)代表取締役会長)から、「長期にわたり使用可能な質の高い住宅を整備・普及させていくための方策について」に関する答申がなされたことを公表しましたのでお知らせいたします。
 この答申は、国道交通省が平成19年12月20日に社会資本整備審議会に対して、「長期にわたり使用可能な質の高い住宅を整備・普及させていくための方策について」の諮問を行い、社会資本整備審議会住宅宅地分科会(分科会長:越澤明北海道大学大学院教授)において審議が行われてきた結果です。
 長期にわたり使用可能な質の高い住宅を整備・普及させていくために講ずべき方策として、次の項目を挙げています。

1. 建設段階(維持管理・流通にも配慮)における施策

(1) 長期にわたり使用可能な質の高い住宅のイメージの共有

(2) 住宅履歴書の整備

(3) 質の高い住宅の建設・取得時の負担の軽減

2. 維持管理段階における施策

(1) 住宅の計画的な点検、補修、交換等の実施及び記録への保存

(2) 住宅のリフォームへの支援

(3) 住宅の管理体制の整備

(4) 資産としての住宅の活用

3. 流通段階における施策

(1) 既存住宅の流通の促進

(2) 既存住宅の性能・品質に関する評価の充実及び活用

(3) 既存住宅の取引情報の充実

(4) 住替え・二地域居住の支援

4. 良好なまちなみの形成・維持に向けた施策

5. 長期にわたり使用可能な質の高い住宅の普及に向けた啓発

(1) 長期にわたり使用可能な質の高い住宅の建設・維持管理・流通を担う人材の育成

(2) 国民に対する情報提供、教育・啓発活動の充実


〔情報掲載URL〕
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/07/070225_.html

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