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針葉樹内装用ムク板の規格・基準・施工マニュアルの紹介

   
〔日本木質内装工業会提供情報〕
  • いま、建築材料としての木材がさまざまな面から見直され、木材に囲まれた環境は、人に安らぎを与え、健康的であることが認識されるようになり、いまや木材は、人にも環境にもやさしい材料として広く注目されるようになりました。

  • また、住宅の品質確保の促進等に関する法律の施行や建築基準法による内装材の使用指針が定められる方向にあるなど、その需要環境は大きく変貌し、消費者からは環境・健康に配慮した理想的な材料としてムクの木材が高く評価されつつあります。

  • 私たちは、こうした社会的ニーズに対応して木質内装ムク材を安定的に供給していくためには、徹底した品質管理を裏付けとする品質保証体制を確立し、需要者の信頼に応えることとしております。

  • さきに、(財)日本住宅・木材技術センターが、間伐材等小径材利用住宅工法開発事業の一環として間伐材等中小径材を内装材として利用するため、針葉樹内装用ムク板の基準を報告書にまとめられましたので、その成果を活用させていただき、会員の自主管理体制の整備に役立てるため本書を作成しました。

  • 本書は、会員はもとより針葉樹内装用ムク板の製造及び施工にかかわる方々の日常業務の必携としてご活用いただけるものと存じます。

  • 本書は、第1章 針葉樹内装用ムク板の規格、第2章 針葉樹内装用ムク板の製造基準、第3章 針葉樹内装用ムク板の施工マニュアル(壁板編・床板編・天井板編)によって構成されています。
       ≪本書の構成内容はこちら

〔定価:1,000円(消費税込み・送料別)  A4版 124頁〕

 

〔申し込み・問合わせ先〕
日本木質内装材工業会
〒107-0052 東京都港区赤坂2−2−19 アドレスビル2F 木構造振興(株)内
TEL:03−3585−5595  FAX:03−3585−5598

 

構成内容

第1章 針葉樹内装用ムク板の規格

  1. 適用範囲
  2. 引用規格
  3. 用語の定義
  4. 標準寸法
  5. サネ等の標準加工形状 内装用ムク板 床様ムク板
  6. 品質基準 針葉樹内装用ムク板の品質基準 材面の品質
  7. 検査 品質検査 含水率検査
  8. 表示 表示事項 表示方法 表示 表示事項 表示方法

 

第2章 針葉樹内装用ムク板の製造基準

 

  1. 適用範囲
  2. 引用規格
  3. 用語の定義
  4. 加工機械、装置及び器具 加工機械装置 製造用機具類
  5. 原木の製材
  6. 乾燥 乾燥工程 人工乾燥工程 乾燥装置の運転 乾燥後の養生
  7. 含水率管理 全乾法による含水率管理 含水率型による含水率管理
  8. 乾燥原板の推奨寸法
  9. 製品加工 標準寸法 標準加工形状 加工機械・装置の取扱い サネ加工 塗装 付帯設備の部品 部品化(キット化)
  10. 検査及び結束梱包
  11. 保管
  12. 記録
  • 参考] 品質管理(実施)規程
    1. 1 品質管理組織図
    2. 品質管理委員会規程
    3. 品質管理規程
    4. 品質管理一覧表
    5. 苦情処理規程

 

第3章 針葉樹内装用ムク板の施工マニュアル
 
壁 板 編 床 板 編 天井板編
1 適用範囲 1 適用範囲 1 適用範囲
2 引用規格 2 引用規格 2 引用規格
3 用語の定義 3 用語の定義 3 用語の定義
4 施工図の作成 4 施工図の作成 4 施工図の作成
(設計図書の確認 施工図の作成)
5 下地の施工計画 5 下地の施工計画 5 下地の施工計画
(下地の構成 合板等の下張り 材料の調達計画)
6 壁板の施工計画 6 床板の施工計画 6 天井板の施工計画
(壁板・床板・天井板の構成及び納まり 補助部材の納まり)
7 下地の施工 7 下地の施工 7 下地の施工
(下地材料の受入・保管 下地施工手順 施工上の留意点)
8 壁板の施工 8 床板の施工 8 天井板の施工
(壁板・床板・天井板の受入・保管及び確認並びに施工手順・施工上の留意点)

 

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