「新成長戦略（基本方針）〜輝きのある日本へ〜」について

「新成長戦略（基本方針）〜輝きのある日本へ〜」について

平成21年12月30日、政府は「新成長戦略（基本方針）」を閣議決定致しました。今後「基本方針」に沿って、2010年初めから「肉付け」の作業を行い、2010年６月初めを目途に「成長戦略実行計画」（工程表）を含めた「成長戦略」のとりまとめが行われる予定です。

内容は、政治的リーダーシップにより、「環境・エネルギー」「健康（医療・介護）」など、日本の強みを生かし、更に「アジア」「観光・地域活性化」などのフロンティアを開拓することによって需要からの経済成長をめざし、2020年までに年平均で名目３％、実質２％以上を実現し、2020年度の名目GDPは650兆円程度を目指すとしています。

木材・木造住宅に関連するものとして、次のものがあります。

• 森林・林業の再生では、戦後植林した人工林資源を持続可能な形で本格的に利用するため、国産材利用の環境面での効用に対する理解を深めていくとともに、路網の整備、森林管理の専門家（フォレスター）等の人材の育成、間伐材を始めとした国産材の利用の拡大、木質バイオマスとしての活用等を柱として、森林・林業の再生を図り、木材自給率を50％以上に向上させることを目指す。
• 住宅・オフィスのゼロエミッション化
• バリアフリー住宅の供給促進
• 中古住宅流通市場・リフォーム市場の規模倍増
• 耐震性が不十分な住宅割合を５％に

〔情報掲載URL〕
http://www.kantei.go.jp/jp/sinseichousenryaku/