2−1 木造住宅関連についての質問 と回答

Q 2−1.13 自分の住んでいる地方の山でとれた木で住宅を建てたいのですが、
         どのようにすればいいのでしょうか。
         また、地域材のブランド名や地域毎に「○○の家」という言葉を聞きますが、
         その特徴はどのようなものでしょうか。             

A1
  地域材の多くは、その地域の大工・工務店で使われていると考えられますので、
 知り合いの大工さんや工務店があれば、そこへ相談してみるのも一つの方法だと思
 います。

 2
  また、近年「○○の家」と称した産直住宅も多くなっていきました。これら産直
 住宅は、地域材を用いた住宅建築を行っていますので、お近くに産直住宅を行って
 いる事業体があればそれらに問い合わせてみてください。

 3
  産直住宅については、木材生産者と大工等の建築者が連携して地域材を利用した
 住宅を供給するもので、全国に100近くの事業体があります。産直住宅では多くの
 場合木材産地における大工さんが住宅を建ていることから、住宅の供給範囲は大工
 さんの日帰り圏内が一般的です。

 4
  しかし、最近では、都会の大工さんと連携して地方の木を供給している事業体も
 あり、木材産地は木材を供給するのみで、全ての施工を都会の大工さんが行うもの
 や、木材産地の大工さんが都会に泊まり込み出ていって、駆体工事(上棟)までを
 行い、内装等は都会の大工さんが行ういわゆるリレー方式をとっているものもあります。

 5
  産直住宅の存在や、地元の木を使った家を建てる大工さんがわからない場合に
 は、木材利用相談センター又は県木連等にお問い合わせください。
  なお、各都道府県が定める基準に合った木造住宅を建てる場合、住宅金融公庫で
 は、平成10年5月6日以後にお申込みの方から「地域木造住宅」に特別加算額と
 して500万円を加算しています。融資対象種別は、マイホーム新築、建売住宅、分譲
 住宅、住まいひろがり特別融資(本人居住型)です。
  「地域木造住宅」については、都道府県の建築担当課にお問い合わせください。

▲Q&Aのメインページに戻る