2−1 木造住宅関連についての質問 と回答

Q 2−2.3 どうして阪神・淡路大震災で多くの木造住宅が被害を受けたのでしょうか。

A1
  阪神・淡路大震災5、500名余の人命を奪いましたが、死者の9割が建築物の
 倒壊等による圧迫死や窒息死でした。また、特に古い木造住宅が密集した地域では
 地震後に大きな市街地火災が発生し、人命被害とともに、建築物の被害も甚だしい
 ものとなりました。

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  このように、現行の法規制では不適格な木造住宅やその密集する市街地に地震が
 起こったために、大変大きな被害が生じたと考えられます。したがって、被災地と
 同じような古い木造住宅が密集した地域では、計画的な市街地整備や立て替え若し
 くは耐震改修を促進する必要があります。


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