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新 年 の ご 挨 拶


全国木材協同組合連合会
会 長 
並木 瑛夫

 平成17年の新春を迎え、心からお慶び申し上げますとともに、本年が皆様に取りまして幸多い年でありますことをお祈り申し上げます。

 旧年中は本会の事業運営につき格別のご指導、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 昨年5月の総会で数々のご功績を残されて退任されました庄司会長(現全木連会長)のあとをはからずも引き継ぐこととなり、ことのほか身の引き締まる思いで新年を迎えました。今年も会員はじめ関係各位におかれましては、倍旧のご指導・ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
 昨年のわが国経済は、年央以降、原油高、米国やアジアなどの海外経済の減速懸念、急激な円高・ドル安による企業業績の悪化懸念、厳しい雇用情勢が個人消費を冷え込ませる恐れなど、景気の先行き不透明要因も浮き彫りになり、減速が指摘される中で新年を迎えました。
 昨年の木材業界を顧みますと、環境はじめ健康、住まい、エネルギー、教育等の広い分野で木材の果たす役割の大きさが幅広く一段と国民に理解された年でありました。しかしながら木材需要の減退、価格の低迷は依然として続き、企業の倒産が続出するなど、経営環境は一層厳しさを増した年でありました。

 特に地域材の需要、供給の構造的変化に即応した対策、すなわち顧客本位の技術開発と売り方(JAS製材品や自主表示製品)に徹した新たな需要拡大策が大きな課題となってきています。
 今年こそ、こうした課題への対応は、個々の企業努力が基本でありますが、それとともに業界(協同組合)としての活動が重要になってきております。
 このため、それぞれの地域ごとに、また関連業界との連携のもとに、大局に立って時間をかけながら消費者、社会からの信頼を得るための環境対策や法令順守等社会的責任を果たしつつ、収益性の強化に向けた自助努力をし、それを超えるものについては行政面での支援を得ながら、新たな活路を見出していく必要があります。
 本会は昨年も全木連と連携しながら木材利用推進、環境対策等に取り組みましたが、今年も引き続き「21世紀を木の世紀にする」との強い気概を持って取り組んでいく所存であります。
 もとより、本会の財政基盤を支えている共済保険事業につきましては、会員の皆様のご協力により、事故率も少なく、高配当を行うことができました。しかし年々新規加入の減少傾向が続く中で、今後どのように新規加入者を募集していくか、厳しい課題が課せられています。

 このため、会員各位におかれましては、全従業員を幅広く保障する共済保険事業の趣旨を改めてご理解いただき、今年も、共済保険キャンペーン活動を通じて、優秀な従業員に対する福利厚生の一層充実に意を注いでいただきたく存じます。さらに各種共同事業、木材の生産・加工・流通に係る各種補助事業に対しましてもさらに一段のご協力、ご活用を賜りますとともに、本年も関係団体との連携、関係方面との協調を強化・充実を図られ、木材業界の繁栄を目指してご努力されますようご期待申し上げます。
 本会は厳しさを感じる新年を機にさらに気を引き締めて、木材業界の振興・発展のために尽力してまいる所存であります。

 おわりに、本年も会員の様はじめ関係各位のご理解ある一層のご指導、ご協力を切にお願い申し上げ、新年の挨拶といたします。

 

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