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年 頭 の ご 挨 拶


全国木材協同組合連合会
会長 吉条良明

 

 平成22年の新春を迎え、お慶び申し上げます。
 旧年中は本会の事業運営に当たりまして、大変お世話になりました。厚くお礼申し上げますとともに、本年が皆様にとって良い年となりますよう心からお祈り申し上げます。
 さて、昨年の我が国の経済は、海外経済の改善等により一時、景気の持ち直しがみられましたが、個人消費、雇用環境等は依然として厳しく、デフレ・二番底懸念の声さえ聞かれたところであります。このため、景気悪化の影響を受け、住宅需要及びその影響の強い木材需要は、長期間にわたって低迷し、木材業界は深刻な状況にあります。さらに、今後の景気の回復は極めて不確実・不透明な状況にあります。
 このような状況の中、政府は昨年末、景気の下支えを図るための緊急経済対策を決定したところであります。経済情勢を踏まえると経済対策は最優先の課題であり、今後、これらの追加経済対策及び22年度予算案の早期実施及びその効果の早期発現を強く期待するものです。
 昨年10月開催の第44回全国木材産業振興大会は、木材利用の拡大で業界の再興を図るという確固たる意思の結集を図った記念すべき大会でありました。我々は厳しい経営環境下にありますが、需要者・消費者ニーズに応えた品質・性能の確かな木材の安定供給体制を構築し、「地球と地域を守り、快適で健康にやさしい木材の良さ」を活かした新たな木材利用拡大運動への取組みを業界一体となって進めていくことが肝要であると考えます。全木協連としても全力を挙げて努力して参る所存であります。
 具体的には、住宅建築、公共施設、公共工事、木質バイオマス利用など多様な分野での木材利用推進に取組んで行くことが重要であります。政府の温室効果ガス削減に向けた強いイニシアチブや国産材資源の充実を背景とした国産材利用推進施策、さらにはストック・質重視の住宅・木材利用施策は我々の行動を強く後押しするものと期待しております。
 当会は共済事業・共同事業としてグループ共済保険、共同取引事業、そして、組合員の事業支援の一環として、施設の導入等に当たっての利子又はリース料の助成事業、あるいはバイオマス事業の取組みを支援する事業などを実施しております。今後とも、これらの事業の推進を図っていく所存であります。厳しい状況の中ではありますが、これらの事業の有効活用をお願いする次第であります。
 新年を機に業界の発展と組合員の皆様の繁栄を目指してさらに努力して参る所存であり、関係各位の一層のご支援、ご協力をお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします。

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