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「平成16年度年末年始無災害運動の実施」について


本運動は、年末年始という特別な時期に多発する労働災害、交通事故、火災などに対処するため、労働省の後援のもとに中央労働災害防止協会が主唱する全国的運動であり、昭和46年に始まって、34回を迎える今年は、急ぐ時ほどまず確認!ルールを守って年末年始 をスローガンに展開されます。

木材・木製品製造業の死亡災害については、本年の11月7日付けの速報値で、8件と前年の高水準の発生からすると低くなっているところであり、このまま推移すれば、過去最低の発生件数となることが期待されます。

また、木材・木製品製造業の平成14年度の労災保険収支率は、141.1%と前年より9.1ポイントもの大幅な悪化となっており、このままでは、次回の料率改定の際、極めて厳しい査定がなされることも示唆され、危機的な状況となっております。ご承知のように木材・木製品製造業の労災保険料は、平成15年4月より千分の2ポイント(年間12億円の負担が軽減)引き下げられておりますが、労災保険料収入から見れば逆に減収になり、収支率の均衡を達成することが難しくなるといえます。

年末年始を迎えるこの時期は、働く方にとって通常の作業・生活リズムがとかく乱れがちであり、各事業所・職場では災害防止のための特段の配慮が必要になります。

したがって、労働災害は絶対に起こしてはならないという強い決意のもとに、整理整頓、機械設備の点検整備、作業標準の順守、安全パトロール、KY(危険予知)活動など、安全衛生管理面の充実と自主活動の活発化を図り、安全の確保、心身両面にわたる健康作りを推進し、快適な職場の確立と健康な生活リズムの確立に努める必要がありますので、本件につき、貴会傘下の組合員に対し、周知徹底方お願い申し上げます。

なお、木材・木製品部会において、事業場で活用できるよう年末年始無災害運動実施要領を別紙の通りアレンジしましたのでご活用願います。

 

サイト内文書リンク別添 平成16年度年末年始無災害運動実施要綱

 

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