AFP強化の促進のためのITTO地域ワークショップが開催されました

 

 

 さる2004年(H16年)830日(月)〜91日に、インドネシアのジョグジャカルタ市において標記の会合が開催されました。当会違法伐採問題検討委員会からも3名がこの会合に参加しました。以下にその概要をご紹介します。

 

概要:

この会議は、アジア森林パートナーシップ(AFP)の強化のために開催されたITTO(国際熱帯木材機関)主催のワークショップで、過去3回開催されたAFPの会議での検討結果をもとに、さらにAFPの活動を促進するために開催されたものです。今回は、約17カ国から約150名の参加者があり、ジョグジャカルタ市内のHyatt Regency Yogyakarta ホテルの会議場で3日間にわたり開催されました。

AFPの主要な課題である違法伐採対策、森林火災の予防、森林荒廃地の復元について、AFPの主要パートナー(インドネシア政府、日本政府、CIFOR=国際森林林業研究センター、TNC=環境NGO The Nature Conservancy)を中心に話し合いが持たれました。

違法伐採対策に関しては、TNCから税関当局間の協力の促進等に関する報告、CIFOR等から合法性の基準の検討に関する報告がされ、会場からはトラッキングシステムの重要性、インドネシアに隣接する各国のこの問題に対する対応等の意見が発表されました。

次回のAFP会議は2004128日(水)〜10日(金)に東京で開催予定です。

 

会議の詳細は、AFPのホームページ http://www.asiaforests.org/ に掲載されています