第4回AFP会合が開催されました

2004年12月27日

 

アジア森林パートナーシップ(AFP)

第4回会合が開催されました

 

 さる2004年12月8日(水)から10日(金)まで、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて第4回アジア森林パートナーシップ(AFP)実施促進会合が開催され、17カ国から政府、国際機関、NGO、産業界等約130名の参加がありました。(全木連からも4名が出席しました)
 初日(12月8日)は、主催者(林野庁長官)、共催者(インドネシア林業省自然保護総局長)挨拶の後、全体会議が行われ、本年8月に開催されたAFP強化のためのITTOワークショップの報告、日本の取組の紹介(日本森林技術協会、カタログハウス、FoEジャパンのプレゼンテーション)、AFPのこれまで及び今後の活動についての紹介(CIFOR‐国際林業研究センター・AFP情報共有事務局、TNC‐ザ・ネイチャー・コンサーバンシー、GFS‐グローバル・フォレスト・サービス、DFID‐英国国際開発省によるプレゼンテーション)がありました。
 2日目から3日目午前中にかけての会合では、AFPの主要な議題である、「違法伐採対策」「森林火災の予防」「森林荒廃地の復旧と再植林」について、各項目ごとに6つの分科会に分かれて討議が行われました。各分科会では7つのワークプランの提出が行われ、これについての検討が行なわれました。主なワークプランは、(1)木材の合法性を検証・確認するためのガイドラインの作成、(2)信頼できる合法性確認システムの構築、(3)アジア地域の主要な木材輸出国および輸入国の税関当局間の協力などで、これらのワークプランについて各パートナーが協力して実施していくことが合意されました。
 最終日(12月10日)午後の全体会議では、実施強化についての声明が採択されました。
また、新たなパートナーとしてオランダ政府、WWFインドネシア、MTCC(マレーシア木材認証協議会)等の6組織が加わりました。

この会合の詳細は、AFPの公式Webサイトに掲載されています→
 http://www.asiaforests.org/
林野庁のWebサイトにもプレスリリースが掲載されています→
 http://www.rinya.maff.go.jp/puresu/h16-12gatu/1214afp.htm