森林違法伐採問題シンポジウムが開催されました(速報)

2002(H14)年12月9日

 当ホームページでもご紹介しておりました、森林違法伐採問題シンポジウム「危機に瀕する世界の森林 −今、違法伐採が森林環境を破壊する−」が12月7日(土)に東京大学弥生講堂(一条ホール)において開催されました。
当日は、冷たい雨が降るあいにくの天気となり、どれだけの方が来られるのかと心配しましたが、100名近い方が来場され(四国や近畿地方から来られた方もいらっしゃいました)、活発な意見が交わされました。

 来場された皆様をはじめ、ご協力いただきました方々にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

 ごく簡単に、講師の皆様の発言要旨を掲載します。

 佐々木惠彦氏 日本大学生物資源科学部長
スライドを使って、東南アジア・中国の森林火災や生活環境を含む森林の現状を説明され、焼畑や農業開発が森林環境に及ぼす影響についてお話をされました。

 小林紀之氏 住友林業(株)研究主幹
スライドを使って、住友林業(株)が行っている熱帯林再生プロジェクトのお話や、インドネシアの違法伐採の要因についてのお話をされました。

 荒谷明日兒氏 新潟大学農学部教授
インドネシアの違法伐採について、現状とそれを引き起こす構造的な問題をその要因や背景を含めて説明されました。

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