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JAS展受賞者が農林水産祭の天皇杯を受賞しました

   

2002(平成14)年10月23日

 (社)全国木材組合連合会では、(社)全日本木材市場連盟、(社)全国木材市売買方組合連盟と共催で毎年JAS製材品普及推進展示会(JAS展)を開催しておりますが、昨年度の第29回JAS製材品普及推進展示会において農林水産大臣賞を受賞した(株)丸七ヒダ川ウッド殿が、平成14年度(第41回)農林水産祭の林産部門で天皇杯を受賞されました。(JAS展の概要はこちら

 農林水産祭(実りのフェスティバル)は、農林水産省と(財)日本農林漁業振興会が主催しているもので、都道府県、農林水産団体等が出展して各地の特産物(農産物、畜産物、水産物、木材加工品等)が多数展示されます。今年も来る2002年11月15日(金)〜17日(日)に東京ビッグサイトにおいて第41回農林水産祭が開催されます。(今年の農林水産祭のご案内はこちら

 農林水産祭では毎年天皇杯、内閣総理大臣賞及び日本農林漁業振興会会長賞が贈られます。本年度のこれらの受賞者は、農産、園芸、畜産、蚕糸・地域特産、林産、水産の6部門について、本年度農林水産祭参加行事(330件)において農林水産大臣賞を受賞した者(543点)の中から農林水産祭中央審査委員会の各分科会が書面審査及び現地調査等慎重な審議を重ねて決定されたものです。本年度の農林水産祭では、昨年度のJAS展で農林水産大臣賞を受賞された岐阜県の(株)丸七ヒダ川ウッド殿が林産部門(産物:木材)で天皇杯に選ばれました。JAS展受賞者(木材製品生産者)の天皇賞受賞は、岡山県の院庄林業(株)(平成4年度受賞)、岡山県の銘建工業(株)(平成8年度受賞)、三重県の(株)オオコーチ(平成11年度受賞)に次いで4件目となります。

 (株)丸七ヒダ川ウッド殿は、地域材ブランドとして全国でも著名な東濃桧(ヒノキ)の生産地を代表する製材工場のひとつで、地域材のブランド化において重要な役割を果たしてきました。また、高い製材技術・乾燥技術によってすぐれた製品を生産し、過去のJAS展では農林水産大臣賞14回、食品流通局長賞5回を受賞するなど高い実績で、国産材の振興に寄与してきました。また、製品の品質管理、格付けに関しては、同社の前身であった両工場とも、昭和46年にいち早く製材JAS工場としての認定を受け、現在にいたるまで、品質管理、選別、格付けを厳正に実施してきたことが高い評価を受けています。

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