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中国の木炭輸出禁止措置に伴う対応について


 

中華人民共和国商務部、税関総署、林業局は合同で、中国国内の森林保全等を目的として、平成16年10月1日から木炭輸出を全面的に禁止する旨8月26日付けで公告したことを、9月15日に発表したことから、林野庁では、木炭業界との連絡会議を9月24日に開催し、情報交換と今後の対応方向について議論されました。

 木炭関連業界によると、中国木炭が輸入出来なくなる影響は大きいが、当面は これまでの在庫による対応、以降は国内の対応策としての国内木炭、オガ炭への移行及び中国以外の国からの白炭の輸入により、実需者への対応は適切に行える見込みとのことです。

今後の対応方策は次のとおりです。

・ 昨年の輸出規制を受けて、国産木炭、オガ炭、南洋オガ炭及び中国以外の国からの白炭への切り替えを検討・対応してきた木炭業界の動きをさらに推進。

 ・ 国内の木炭及びオガ炭生産の増強及び支援を今後も推進。

 ・ 今回の中国の措置は、昨年の措置を強化したものであり、これにより、中国からの輸入白炭は、在庫が尽きた段階で全くなくなることを関係者に周知。

  ・        実需者への適切な情報提供のための「木炭相談窓口」の設置

 

〔情報掲載URL〕

他サイトもしくは別ウインドウを開くhttp://www.rinya.maff.go.jp/puresu/h16-9gatu/0928mokutan.htm