このページを  保存  お気に入りへ  印刷

「平成20年度年末年始無災害運動の実施」について


 

 本運動は、年末年始という特別な時期に多発する労働災害、交通事故、火災などに対処するため、労働省の後援のもとに中央労働災害防止協会が主唱する全国的運動であり、昭和46年に始まって、38回を迎える今年は、
 『目配り 気配り 安全確認 無事故でつなぐ 年末年始 』をスローガンに展開されます。
 年末年始を迎えるこの時期は、働く方にとって通常の作業・生活リズムがとかく乱れがちであり、各事業所・職場では災害防止のための特段の配慮が必要になります。
 したがって、労働災害は絶対に起こしてはならないという強い決意のもとに、整理整頓、機械設備の点検整備、作業標準の順守、安全パトロール、KY(危険予知)活動など、安全衛生管理面の充実と自主活動の活発化を図り、安全の確保、心身両面にわたる健康作りを推進し、快適な職場の確立と健康な生活リズムの確立に努める必要があります。
 また、林材業労働災害防止協会は、「林材業ゼロ災運動」、「林材業リスクアセスメントの普及定着」に加え、9月に「木材製造業死亡災害多発非常事態」を宣言し、より一層の労働災害防止活動を強化してきているところでありますが、木材製造業の死亡者数は11月末現在で14名(林災防調べ)と既に昨年を大きく上回る憂慮すべき状況にあることから、今年度は特に、

(1) 経営トップによる安全衛生方針の決意表明
(2) 林材業におけるリスクアセスメントの普及定着
(3) KY(危険予知)活動の実施
(4) 作業開始前ミーティング及び安全衛生パトロールの実施
(5) かかり木処理作業における禁止事項の遵守の徹底
を重点として、標記の運動を併せて推進することとしております。
 つきましては、本件につき、貴会傘下の組合員に対し、周知徹底方お願い申し上げます。
 なお、木材・木製品部会において、事業場で活用できるよう年末年始無災害運動実施要領を別紙の通りアレンジしましたのでご活用願います。

別紙 →PDF

全木連webトップへ