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合板のJAS規格の改正について


 

 平成20年2月21日、農林物資規格調査会部会が開催され、合板の日本農林規格の改正について審議が行われ、合板の規格の改正を行うことが了承されましたのでお知らせいたします。
 今後、パブリックコメントの募集、WTO通報を行い、提出された意見・情報も踏まえて、農林物資規格調査会総会で審議する予定とのことです。

〔改正の概要〕
  • 構造用合板の定義にさね加工を施したものを含めること
  • 防虫処理剤からホキシムを削除すること
  • 普通合板の板面の品質において、広葉樹の樹種区分を「国内産樹種」及び「国内産樹種以外」の区分から樹種による区分に変更するとともに、「抜け節又は穴」等の充てん補修の基準を明確にすること
  • 寸法の測定器具の読み取り精度をISOに準じて変更すること
  • コンクリート型枠合板及び構造用合板の単板厚さの下限値を1.0mm以上に変更すること
  • 構造用合板2級の曲げヤング係数に28mm以上の厚さ区分を追加すること
  • 含水率試験における乾燥温度、試験片の大きさ等を変更すること
  • ホルムアルデヒド放散量試験において、測定環境による影響を排除するためにバックグラウンドの測定を行うこと
  • 摩耗試験において、試験片の形状及び試験片の数を変更するとともに、JIS及びISOで規定する試験装置を追加すること

〔情報掲載URL〕
 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/hyoji/080222.html

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