趣旨
戦後造成した人工林が本格的な利用期を迎える中、この豊富な森林資源を循環利用し、林業の成長産業化を実現することが課題となっています。こうした中、今年度の住宅着工戸数が昨年度と比較し大きく減少する見込みであり、木材需要の冷え込みが懸念されています。
このため、木材需要の冷え込み等の影響を克服するとともに、地域における雇用創出を通じて地方創生に寄与し、林業の成長産業化を実現させるため、幅広い分野における総合的な木材需要拡大策を緊急的に措置します。
事業概要
木材需要の約半分を占める住宅分野等における木材需要拡大を図るため、林業者・工務店・製材業者・素材生産業者・流通業者・家具製造業者等の連携による、地域材の活用に係る展示会等の開催、地域材を利用したモデル的な住宅及び木製家具の設計・開発、地域材活用キャンペーンの実施、地域材を利用した住宅、木製家具等の優良事例集の取りまとめ等の取組を支援します。