一般社団法人 全国木材組合連合会

実技試験問題の範囲と基準

1 初級試験問題

初級試験は、基本的な業務を遂行するために必要な基礎的な技能及び知識の問題です。
 
(1)作業前点検
製材機械や周辺機械の名称や働きを理解し点検ができること

(2)のこ入れ
丸太からあらかじめ挽いておいた材を更に細分するためののこ入れができること
*背板から耳付き板までののこ入れ作業と耳付き板から板材までののこ入れ作業

(3)検査作業
寸法の検査ができること

(4)安全衛生作業
必要な保護具の着用、作業時の安全確保、異常時の応急措置など安全衛生に関する事項を理解し実行できること。
 

2 専門級試験問題

専門級試験は、初級の技能者が通常有すべき一般的な技能及び知識の問題です。

(1)作業前点検
 製材機械や周辺機械の名称や働きを理解し点検ができること

(2)木取り
材料の形質(元口末口等)、使途用途を理解し、木取りができること

(3)のこ入れ
丸太からあらかじめ挽いておいた材を更に細分するためののこ入れができること
*背板から耳付き板までののこ入れ作業と耳付き板から板材までののこ入れ作業
*角材(サイズが大きく丸太に近いタイコ材を含む)や板材ののこ入れ作業で初級で行った作業を含む

(4)検査作業
寸法の検査ができること、欠点の検査ができること

(5)安全衛生作業
必要な保護具の着用、作業時の安全確保、異常時の応急措置など安全衛生に関する事項を理解し実行できること。 
実技試験問題は「試験基準」の実技試験及び下記の実技試験初級の概要を参考にしてください。
  • 「実技試験初級の概要」ダウンロードはこちら(PDF